国指定 重要無形民俗文化財
ぶぜんかぐら
豊前神楽
中津市・宇佐市
国指定 重要無形民俗文化財
ぶぜんかぐら
豊前神楽
中津市・宇佐市
旧豊前国地域(現在の福岡県北九州市から大分県宇佐市までの地域)において、江戸時代から受け継がれてきた神楽で、神話を表現した演目が多くあります。鬼役の「駈仙【みさき】」が登場する演目が多いことが特徴の一つです。
もっとくわしく
豊前神楽は、旧豊前国地域(現在の福岡県北九州市から大分県宇佐市までの地域)において、江戸時代まで神社の神職によって伝承された神楽で、明治時代以降は民間の神楽講社によって受け継がれてきました。天岩戸開きなどの神話を表現した演目が多く、とくに鬼役の「駈仙【みさき】」が登場する演目が多いことが特徴の一つになっています。上演の形態にも特徴があり、当日に祈願者がそれぞれ希望する演目ごとに奉納料を支払い、その演目が順次上演されるという奉納神楽の形になっています。
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指定年月日 2016/3/2 -
所有者 大分県豊前神楽保存連合会・福岡県豊前神楽保存連合会