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県指定/記念物/史跡

時代じだい

室町時代

エリア

国東市

県指定 史跡

あしびきさんふたごじ

足曳山両子寺

国東市安岐町両子1548 両子寺

県指定 史跡

あしびきさんふたごじ

足曳山両子寺

国東市安岐町両子1548 両子寺

国東半島に広がる天台宗の寺院群を六郷山【ろくごうさん】といいます。両子寺は、六郷山の3つのグループのひとつ末山【すえやま】に属しました。両子寺は、円形の国東半島の中心にあたる両子山【ふたごさん】(標高720.6m)にあります。江戸時代は、杵築藩主・松平氏【まつだいらし】の祈願所【きがんしょ】でした。

六郷山(ろくごうさん)

国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

用語解説

  • 六郷山【ろくごうさん】

    六郷山(ろくごうさん)

    国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

もっとくわしく

両子寺は、国東半島に広がる六郷山【ろくごうさん】寺院のひとつで、鎌倉時代の記録には「両子仙」と記されています。
境内は、まず参道にそって、両側にお坊さんが住んでいた坊【ぼう】があります。その上に、護摩堂【ごまどう】や客殿【きゃくでん】、さらに講堂【こうどう】など、お坊さんが修行する建物やお寺の運営の中心となる建物がならぶエリアがあります。そして、石段を登った先の切り立った崖面に奥の院があります。鎌倉時代に「両子仙」とよばれたように、もとは奥の院が両子寺の中心であり、原点となる場所とみられます。
このように、下から坊の跡、講堂や客殿(本堂)等の建物、奥の院とたてに並ぶ、両子寺のレイアウトは、六郷山寺院境内の典型です。

六郷山(ろくごうさん)

国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和41年3月23日