県指定 史跡
しげまさこふん
重政古墳
豊後大野市三重町大字内田
県指定 史跡
しげまさこふん
重政古墳
豊後大野市三重町大字内田
豊後大野市の三重中学校の中にある前方後円墳です。大きさは約53mで、墳丘は二段になっています。墳丘は葺石【ふきいし】に覆われており、ハニワが並べられていました。
もっとくわしく
三重盆地のほぼ中央の台地に立地する古墳時代中期の前方後円墳です。墳丘は全長約53mと、中期の古墳では道ノ上古墳に次ぐ規模であり、同古墳の被葬者に連なる首長の墳墓だと考えられます。墳丘は二段築成で、発掘調査では墳丘上から葺石や壺形埴輪が確認されています。三重中学校グランドに隣接し、後円部はやや改変をうけていますが、それ以外は良好に残っています。秋葉鬼塚古墳とはほぼ同時期の築造で、埴輪の特徴や墳丘形態も似ていることから、深い関係がうかがえます。
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指定年月日 1973/3/20