文化財ぶんかざい検索けんさく

指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時時代・正平11年(1356)

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

ちょうじゅあんごりんとう

長寿庵五輪塔

豊後大野市大野町長畑

県指定 有形文化財

ちょうじゅあんごりんとう

長寿庵五輪塔

豊後大野市大野町長畑

5つのパーツにわかれる塔です。下のパーツから、地輪【ちりん】・水輪【すいりん】・火輪【かりん】・風輪【ふうりん】・空輪【くうりん】といいます。それぞれのパーツは、三角形・丸・四角形など、いろいろな形をしています。2基の塔とも銘文【めいぶん】があり、正平11年(1356)に生前供養ためにつくられたことがわかります。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

長寿庵とよばれるお堂の東にあり、向かって右の塔は高さ2.25m、向かって左の塔は高さ1.8㎝です。
2つとも銘文【めいぶん】があり、これらは正平11年(1356)2月15日に、向かって右は「尼覚澄」、左は「沙弥浄覚」が生前供養のために建てたことがわかります。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和49年3月19日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第94号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人