県指定 史跡
ながいわじょう
長岩城
中津市耶馬渓町大字川原口
県指定 史跡
ながいわじょう
長岩城
中津市耶馬渓町大字川原口
扇山一帯に広がる山城で、広大な城域と石塁や石積みが特徴です。建久【けんきゅう】9年(1198)に野仲重房によって築城され、22代目に至るまで野仲氏の居城でした。しかし、天正16年(1588)に黒田長政が攻め落とし、野仲氏の滅亡とともに廃城となりました。
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長岩城は宇都宮(野仲)重房が下毛郡野仲郷を分与された際に、居城として築城しました。22代目に至るまで、野仲氏の居城でしたが、天正16年(1588)に黒田長政に攻め落とされたことで、野仲氏が滅亡し廃城となります。
城跡は「なべもと谷」を流れる小川を挟んで東西の尾根にあり、西側に本丸があります。城の各所に独特な石積み遺構が残っており、長い石塁や銃眼を持つ石積みがあり、黒田長政が攻め込む際に、その備えとして作られたようです。
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指定年月日 平成23年3月29日