県指定 有形文化財
ながゆよこあなぼぐんだい7ごうぼしゅつどひん
長湯横穴墓群第7号墓出土品
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
県指定 有形文化財
ながゆよこあなぼぐんだい7ごうぼしゅつどひん
長湯横穴墓群第7号墓出土品
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
竹田市直入町大字長湯にある、古墳時代の横穴墓から出土した遺物です。内容は、鹿角【ろっかく】製刀剣装具付き鉄刀、夜光貝【やこうがい】製品、石枕など、非常に珍しいものばかりで、被葬者が広い地域と交流があった地域の有力者であったことがうかがえます。
もっとくわしく
竹田市直入町大字長湯に所在する、長湯横穴墓群の第7号墓から出土した副葬品です。内訳は、鹿角製刀装具装着鉄刀1口、鹿角製刀装具装着鉄剣2口、ゴホウラ製貝釧、夜光貝製品2個、凝灰岩製石枕1個、ガラス小玉20個、須恵器坏身1個です。
精巧な加工がされた工芸品や、鹿児島以南の島々で採れる南?産の貝類が複数出土しており、九州・朝鮮半島でも流通した品々が含まれていることから、この横穴墓のある地域が、交通・交易ルート上の重要な場所であったことがうかがえます。
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指定年月日 平成11年3月23日 -
記号番号 考第26号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県