県指定 天然記念物
たかしまのびろうじせいち
高島のビロウ自生地
大分市高島
県指定 天然記念物
たかしまのびろうじせいち
高島のビロウ自生地
大分市高島
ビロウはヤシ科の常緑高木で、樹木のすがたや葉の形などはシュロによく似ていますが、シュロよりははるかに大きく、高さも20m近くになります。九州西海岸では、福岡県の沖ノ島、また東海岸では、鹿児島・宮崎両県の海岸や島及び本県の沖黒島、竹野浦と高島に分布しています。
もっとくわしく
ヤシ科ビロウ属
ビロウはヤシ科に属し、熱帯、亜熱帯に産する34種のビロウ属の植物の総称です。四国、九州、沖縄など日本南部に分布するものは正確にはワビロウと呼びます。県内の分布は、高島の他に、佐伯市の深島・沖黒島にも見られます。生育地は島の傾斜地や断崖が多いです。南の島から黒潮にのってやってきたといわれている貴重な亜熱帯植物です。
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指定年月日 昭和30年5月27日 -
所有者 大分市